FXのスワップ投資を始めようとすると、まず悩むのが「どの通貨ペアを選べばいいのか」という点です。
この記事では、国内FX会社のデータや実際の取引傾向をもとに、スワップ投資でよく選ばれている通貨ペアを整理していきます。
※なお、掲載している数値は記事執筆時点でのブログ管理人調べによるものであり、為替レートの変動や各FX会社のスワップ条件により変動します。あくまで参考値としてご覧ください。
人気のスワップ通貨ペア
現在、日本のスワッパーに広く使われている通貨ペアは、主に以下のようなものです。
特に、定番の通貨ペアとしては、「メキシコペソ円(MXN/JPY)」「トルコリラ円(TRY/JPY)」「南アフリカランド円(ZAR/JPY)」の3通貨が挙げられます。
メキシコペソ円(MXN/JPY)
いまのスワップ投資で最もバランスがいいと言われることが多い通貨です。
スワップは1万通貨(レバ1倍で約8万円)あたり14円/日前後と安定しており、高金利通貨の中では比較的値動きも穏やかな方です。
極端な上昇も下落も起きにくく、長期保有しやすいことから、初めてスワップ投資をする人にも選ばれやすい傾向があります。
一方で、メキシコの金融政策やアメリカ経済の影響を受けやすく、利下げ局面に入るとスワップが徐々に下がる可能性があります。
トルコリラ円(TRY/JPY)
スワップ投資といえばまず名前が挙がる通貨です。
1万通貨(レバ1倍で約3.5万円)あたり25円/日前後と、現在でもトップクラスのスワップ水準を維持しています。
さらに、必要証拠金が小さいため、少ない資金でもスワップを積み上げやすいという特徴があります。
ただし、その分為替の下落リスクはかなり大きく、長期で見ると下げ続けている通貨でもあります。
スワップだけを見て安易に大きなポジションを持つと、為替損で一気に利益が消えることもあるため注意が必要です。
南アフリカランド円(ZAR/JPY)
長くスワップ投資で使われてきた定番の通貨です。
スワップは1万通貨(レバ1倍で約8万円)あたり13円/日前後で、メキシコペソ円やトルコリラ円と比べるとやや控えめですが、その分バランスが取りやすいという見方もあります。
資源価格や中国経済の影響を受けやすく、タイミングによっては大きく動くこともありますが、国内の多くのFX会社で取り扱いがあり、安定して運用しやすい通貨のひとつです。
米ドル円(USD/JPY)
スワップ投資専用というイメージはあまりありませんが、実は見逃せない通貨です。
1日あたりのスワップ自体は比較的高く、会社によっては新興国通貨を上回る水準になることもあります。
ただし、このページで挙げている他の通貨ペアとくらべるとスワップポイントは控えめと言え、少ない資金でスワップを増やしたい人にとってはやや効率が落ちる通貨でもあります。
その代わり、流動性が高くスプレッドも安定しているため、為替の安心感を重視する人には選択肢になります。
ハンガリーフォリント円(HUF/JPY)
一般的な知名度はそれほど高くありませんが、一部のスワッパーから注目されている通貨です。
特徴は、証拠金あたりのスワップ効率が高いことです。
単価が低く、少額からポジションを持ちやすいため、効率重視で運用したい人に向いています。
ただし、情報が少なく、流動性やスプレッドの面ではメジャー通貨より劣るため、ある程度経験がある人向けの通貨とも言えます。
まとめ
スワップ投資でよく選ばれている通貨ペアは、いくつかに絞られます。
メキシコペソ円はバランスが良く、トルコリラ円は高いスワップが魅力です。
南アフリカランド円は定番として安定しており、米ドル円は安心感のある選択肢です。
ハンガリーフォリント円のように、効率重視で選ばれる通貨もあります。
どの通貨にもメリットとリスクがあるため、スワップの高さだけでなく、為替の動きや資金効率も含めて考えることが重要です。
【参考】人気の通貨ペア:月間スワップ比較(証拠金10万円)
| 通貨ペア | レバレッジ約3倍(月) | レバレッジ約5倍(月) |
|---|---|---|
| メキシコペソ円(MXN/JPY) | 約1,500円 | 約2,600円 |
| トルコリラ円(TRY/JPY) | 約6,300円 | 約10,500円 |
| 南アフリカランド円(ZAR/JPY) | 約1,400円 | 約2,400円 |
| 米ドル円(USD/JPY) | 約800円 | 約1,400円 |
| ハンガリーフォリント円(HUF/JPY) | 約4,000円 | 約6,600円 |
※証拠金10万円、レバレッジ約3倍・5倍で運用した場合の目安です。
(記事執筆時点でのブログ管理人調べによるもの)
為替レートやスワップポイントは日々変動するため、あくまで参考値としてご覧ください。
付与されたスワップポイントを再投資することで複利的に増えていきますが、上記は再投資を行わない場合の月間スワップになります。