FXを見ていて、「どうして急に上がったの?」「なぜ突然下がったの?」と思うことがあります。
こうした急な値動きのきっかけには、為替介入やレートチェック等のほか、経済指標や中央銀行の発表があります。
経済指標にはたくさんの種類がありますが、初心者がすべて覚える必要はありません。
まずは「政策金利発表」「米雇用統計」「米CPI」の3つを確認しておけばよいでしょう。
初心者がまず確認したい3つ
| 経済指標・イベント | 発表時期の目安 | なぜ重要? |
|---|---|---|
| 政策金利発表 | 年に数回 日程は事前に公表 | 為替レートやスワップポイントに影響しやすい |
| 米雇用統計 | 原則として毎月第1金曜日 | 米ドルや円が大きく動くことがある |
| 米CPI | 毎月中旬ごろ | 米国の金利予想が変わりやすい |
発表日は祝日などで変わることがあります。実際の日程は、FX会社の経済指標カレンダーなどで確認してください。

政策金利発表
スワップ投資で最も重要なのが、各国の政策金利発表です。
スワップポイントは、2つの通貨の金利差などをもとに決まります。
そのため、保有している通貨の国が利下げすると、スワップポイントが下がったり、その通貨が売られたりすることがあります。
たとえば、トルコリラ円を保有しているならトルコ中銀、メキシコペソ円ならメキシコ中銀の発表を確認します。
米国の政策金利を決めるFOMCや、円の金利を決める日銀金融政策決定会合も重要です。
政策金利の発表日は固定ではありませんが、年間の日程が事前に公表されています。
米雇用統計
米雇用統計は、アメリカの雇用状況を示す代表的な経済指標です。
原則として毎月第1金曜日に発表されます。
発表時刻は、米国の夏時間では日本時間21時30分、冬時間では22時30分です。
結果によって米ドルや円が大きく動き、トルコリラ円やメキシコペソ円などにも影響することがあります。
米CPI
米CPIは、アメリカの物価がどれくらい上がっているかを示す指標です。
毎月中旬ごろに発表され、発表時刻は米雇用統計と同じく、日本時間21時30分または22時30分です。
物価の動きによって、アメリカの利上げや利下げの予想が変わるため、為替相場が急に動くことがあります。
米雇用統計と米CPIは、数字そのものよりも、事前の予想とどれくらい違ったかが注目されます。
スワップ投資で注意したいこと
経済指標の結果を予想する必要はありません。
大切なのは、相場が動きやすい日時を事前に知っておくことです。
- 証拠金維持率に余裕があるか確認する
- 発表直前の買い増しを慎重に考える
- 発表直後の急変やスプレッド拡大に注意する
毎日のスワップポイントを受け取っていても、為替が大きく下落すれば、数か月分の利益がなくなることもあります。
まとめ
FX初心者がまず確認しておきたいのは、次の3つです。
- 政策金利発表
- 米雇用統計
- 米CPI
細かい経済指標をすべて覚えるよりも、まずはこの3つの発表日を確認するところから始めるとよいでしょう。
スワップ投資では、発表内容を当てることよりも、「いつ相場が動きやすいのか」を知っておくことがリスク管理につながります。




